平成26年度 別府公民館手枕カレッジ(高齢者大学)

10月9日


           秋季館外学習
                  『秋の一日・倉敷を訪ね 芸術と歴史をたっぷり』

    バス3台に分乗して8時に出発。天気予報に安心ていましたが、後楽園に着くころから雨模様となり
  チョット残念な見学となりました。一斉に売店で傘を買う姿は圧巻でした。
  
しかし、倉敷美観地区や備中高松城址では雨もあがり、じっくりと見学できました。
  大原美術館での“ゴーギャン・ピカソ”などの名画鑑賞、高松城址ではNHK「軍師 官兵衛」で話題と
  なった水攻めの様子や“清水宗治公”の自刃の背景など、ボランティアガイドさんの案内で歴史を堪能
  できました。

  “庄屋”での昼食も良かったです。今回の旅行で残念だったのは参加人数が少なく、3台で挙行せざるを
  得なかったことです。次回は皆さんのご協力を是非ともお願いしたいと存じます。

     ☆出発風景    

   ☆岡山後楽園 

    ☆昼食

     ☆倉敷美観地区


   備中高松城址

       秋の館外学習を無事に終えることが出来ました。
    館外学習委員の皆さん、本当に有難うございました。

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                              10月23日

古典文学 『百人一首をよむ』  
                                 講師: 姫路独協大学教授 富田 志津子 先生

       百人一首は、鎌倉時代の歌人、藤原定家が撰んだといわれる。
     天智天皇(奈良時代)から順徳院(鎌倉時代)にいたる約五百数十年間の歌人百人(歌仙)から一人一首
     ずつ選んだ。京都嵯峨野の小倉山のふもとに定家の山荘があり、その山荘で定家が撰んだとも、山荘
     の屏風を色紙で飾ったともいわれ「小倉百人一首」の称がある。広く愛され、江戸時代以降はカルタ
     にもなった。
     ・・私たちは、あまり百人一首に関わることが少なく、多くの方はイロハカルタ」の方が馴染みがあ
     ると思います。詠み手の気分、字並びの具合、決まりの文字はあるけれど、どの字を使っても良かっ
     たようです。元詩は難解ですが、先生が熱心に黒板を使って解説して下さいました。

1番  秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
             わが衣手は 露に濡れつつ
 
        天智天皇  
        
歌意:秋の田の稲刈りの仮小屋の屋根の目が粗いので私の袖は 夜露にしっとり
            濡れている。

2番  春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
            衣ほすてふ 天の香具山     持統天皇(天智天皇の娘)
       
 
歌意:春が過ぎて 真っ白な夏の衣を干してあるという香具山です 夏を感ずる。                    
86番 なげけとて 月やは物を 思はする 
            かこち顔なる わが涙かな   西行法師(持統天皇に仕えた)
       
 
歌意:嘆けと言って 月は私に物思いをさせるのか いやそうではない 
            月にかこつけて流れてくる私の涙なのだ

89番  玉のをよ たえねばたえね ながらへば
           忍ぶることの 弱りもぞする  式子内親王(後白河天皇の皇女)
       
歌意:わたしのいのちよ 絶えるものなら絶えてしまえ これ以上生きていると
            心に秘めていることが、出来なくなってしまいそうだ

97番  こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
           焼くやもしほの 身もこがれつつ     権中納言定家 
     
   歌意:約束時間に来ない人を待つ私は、まつほの浦の夕なぎのときに
           焼く藻塩のように、
身も焦がれるほどに あの人を恋い慕っています

     鎌倉時代から日本を象徴する良き歌『百人一首』がある事を認識し、日本の文化を感じました。
   本日は、大変貴重な講義を頂き有難うございました。