平成30年度 別府公民館手枕カレッジ(高齢者大学)

10月11

館 外 学 習

 淡路 お香つくり体験と    
      海の幸会席ご昼食


出発前


あわじ花さじき


1年生


2年生



3年生


4年生


洲本温泉 海月館

薫寿堂(工場見学&お香つくり体験)

たこせんべいの里

淡路ハイウェイオアシス


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10月25

健康講座 「体の健康 お口から」    
      ~正しい嚥下で美味しい食事~

                       講師 兵庫県歯科衛生士会
                          副会長 岩崎小百合先生 &「ハッスルはりま」

  高齢社会を迎えた日本では、幸せな長寿につながる道を探すいろいろな取り組みが進められています。今回は、
 どうすれば健康上問題なく日常生活を送れるか、「お口の中」からそのテーマに迫ってみました。
 講師は、県歯科衛生士会の岩崎副会長、そしてにぎやかな「ハッスルはりま」5人組です。

1 平均寿命と健康寿命

  日本人の平均寿命は、男性802歳 女性866歳で世界トップクラス。ただ、健康寿命は男性711
 女性742歳となり、健康を維持できない期間は相当長期にのぼります。
 いかにして健康寿命を保持・続けていくかは、私たちのみならず日本社会全体にとっても大きな課題です。 

2 お口と健康

  健康保持する大事な要因の一つに、口腔ケアがあります。口腔ケアとは、口の中を清潔に保つことで、
 お口だけでなく体全体の健康を保つ効果があります。

1)歯の大切さ

 ・80歳時点で自分の歯20本以上残っていれば、十分固いものを食せ、食生活をほぼ満喫できるといわれている。
  兵庫県南光町から全国に広まった「8020運動」。しかしながら、現在80歳の方の平均歯数は153本。
  20本歯を保有している80歳の方は502%しかありません。

 ・人間の歯は、何もなければ250年持つといわれます。寝たきりになると歯は折れて減ってくる。
  高齢者の虫歯および歯周病は、唾液の減少で自浄作用の低下、かぶせ物のつなぎ目や歯の根元の虫歯、
  歯垢の付着などにより生じます。

  健康のためにも、食べる楽しみのためにも、ぜひ自分の歯を残してほしい。

(2)お口の役割

  お口の役割は、①食べる、②飲む、③噛むのほか、④笑う、⑤唄う、⑥話す、⑦異物を見極める、
 ⑧熱さを確認するなど非常に幅ひろい機能を有しています。

  口の機能が落ちてくると、広さは指1本分くらいになる例もあるなど、唇がなくなっていく。
 また舌が小さく退化することもある。

 「食べる楽しみ」という言葉の中には、これだけ一連の動作が連動・関連しており、
 口は多くの役割を持っていることに気づきます。

(3)口で食べるということ

 ・目で見て、鼻で嗅ぎ、耳で聴き、口に入れ、咀嚼、飲み込む動作を行う。

 ・寝たきりの人は、舌の中心部(スプーン状部分)がへこんでいない。舌は筋肉であり、
  トレーニングするとへこんできて機能を持続できます。

 ・”すする”という日本人特有の動きは、鼻から空気を入れ舌と口の内部が連動して、
  飲み込むとともに微妙な香りをかぎ分ける働きにつながっています。

 ・舌、ほほ、のど、肺など、すべて筋肉の動きが連動していることから、
  年を重ねてもトレーニングして維持することは大変重要です。

 ・災害時などでは、非日常生活にストレス加重も加わるため、通常の生活行動と共に周囲の人たちとの
  会話促進など、被災者の体全般の筋力、反射機能維持に留意することも大事でしょう。

3 肺炎、特に誤嚥性肺炎を減らすために

  日本の死因順位を見ると、第3位は肺炎。その肺炎のうち、3分の1は誤嚥性肺炎。
 高齢者の肺炎死亡率は成人の3倍に達することから、肺炎とりわけ誤嚥性肺炎を防ぐ取り組みは非常に重要です。

(1)誤嚥性肺炎の原因

  ・喉の筋肉が弱まり、誤って唾液を気管に入れてしまう。むせ、食べ物や飲み物をうまく呑み込めない。

  ・寝ているとき、唾の中の細菌が肺に下り発症する例も多い。

  ・高齢で体力落ち、そのうえ体調壊していると、罹りやすくなる。

(2)誤嚥性肺炎の予防のために

   予防のためには、①お口の中をきれいに管理する②物を飲み込む力を付ける、
  これらは誰でもできて効果の期待できる方法でしょう。

  ①お口をきれいに管理する

   ・歯と歯肉の間は、バス法という斜めに磨くやり方で磨いてください。また歯の間をきれいにするため、
    糸ようじや歯間ブラシなどもぜひ使用してほしい。

   ・入れ歯は夜はずし、水の中に入れ、流水で洗うなど、お手入れ怠らず。

   ・舌のケアは大事で、やさしくなでるように汚れを清掃してください。

  ②飲み込みの力をつける

    正しい姿勢で、唇を閉じ、ほほに力を込め、奥歯で噛むといった一連の動作を確認しながら
   一日何回も行うよう心がけてください。

4 「ハッスルはりま」の水戸黄門様およびM&М登場!!

  水戸黄門の音楽と共に黄門様一行現れる。舌を上下・左右に動かしたり、
 出てきた唾液をゴックン飲み込む訓練 を会場の皆さんと実演。

  続いてМ&Мのお二人が壇上へ。口の中で水ぶくぶく動きや舌を動かすことできれいにするとともに、
 頬っぺたの筋肉強化に役立つやり方など一緒に練習。
 いずれも明るく、楽しく、にぎやかな、全員参加の実践訓練となりました。

  News  !!

  1019日開催された「東・北播磨学ぶ高齢者のつどい」作品展に、カレッジの多木一夫さん(写真の部)、
 磯兼睦子さん(手芸の部)が出品されました。

  お二人とも素晴らしい出来で、特に多木さんは金賞を受賞。

  皆さんびっくりされ、盛大な拍手でおめでとう! 本当に良かったですね!



司会者


謝辞
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