平成30年度 別府公民館手枕カレッジ(高齢者大学)

510

歴史講座「加古川で暮らして」

~鶴林寺の歴史と文化財を中心に~
                                                   講師:鶴林寺 真光院 住職 吉田 実盛 先生

 

1.講師紹介

加古川の事を知って貰うためのPRサークル「すっきゃ加古川」の初代代表で、市民に加古川の事を広く知って貰う活動をしている。又、BANBANラジオ番組「かこよみ春夏秋冬」に出演し、加古川近辺の神社仏閣の話を交えながら季節の変化に伴う24節気や72候の意味と過ごし方などを紹介している。「加古川検定」の作成者でもある。



24節気


加古川検定

2.加古川について

 地域で最も長い川を表す「氷川」と呼ばれ、丹波市の青垣が水元(みなもと)だとされていた。ここから河口まで全長86km高低差100mの非常に緩やかな流れである。丹波市氷上町の分水嶺を経由して瀬戸内海から日本海へと往来できる日本で唯一の舟運の要衝でもあった。

3.地域の伝統行事

 正月 修正会  鬼追い     1年の平安を願う

春祭 厄神大祭 聖徳太子会式  農作物の作付け、豊作を願う

夏祭 川祭り  花火大会    川と水に感謝して花火を上げる 順調な生育を期す

秋祭 例大祭  最も重要な祭祀 実りに感謝する

※農作物が如何に順調に育っていくかを中心に伝統行事が行われる。



伝統行事


神社と寺院

4.聖徳太子と加古川

中西廃寺・西条廃寺・野口廃寺等元々寺が存在した跡が出て来たが、いずれも聖徳太子と縁のある法隆寺と同じ伽藍
配置であった事が判明し、加古川は聖徳太子と深い繋がりが有った場所である事が判明した。



鶴林寺のはじまり

5. 聖徳太子は何故加古川に(えにし)を結んだか

 ・加古川は交通の要衝であった。(山陽道・加古川水流・瀬戸内海)

 ・推古天皇の褒美として加古川の土地を与えられた。(三経義疏(ぎしょ)維摩経義疏・法華経義疏・勝鬘経義疏』の内、法華経を奉じた時、褒美として)

 ・最先端の産業基地が加古川に有った。

・大陸での仏教を取り入れようとした。(高句麗僧の惠便(えべん)法師が奈良を追われて加古川に身を隠していたので話を聞きに行き、仏法の師とした。)

6.鶴林寺について

 ・906年前(平安時代)の建立で兵庫県最古の太子堂と、約620年前(室町時代)に建立された本堂の二棟が国宝である。

・太子堂内部の壁に『九品(くほん)来迎図』が有り、裏面には『仏涅槃図』が描かれている。

・本堂は折衷様式では日本代表の建築物である。(鎌倉初期に大仏様と唐様を随所に配置した)

・全国最古の常行三昧堂が有る。

・鐘楼は袴腰型であり、梵鐘は高麗鐘で竜頭に(よう)が有り、突くと共鳴が増幅する。



鶴林寺境内図


国宝本堂と太子堂


本堂


太子堂


常行堂


鐘楼


梵鐘


梵鐘上部

7.鶴林寺の名の由来

 お釈迦様の入滅を菩薩や羅漢が悲しむ様に、周りの沙羅双樹の木も花を舞い散らせながら枯れていった。その様子が、
白い鶴が沢山止まっているように見えた事から鶴の林
鶴林となった



沙羅双樹

8.金銅観音立像

奈良前期の代表的な銅造り観音像であり、「あいたた観音」と呼ばれる。



あいたた観音

由来は泥棒が像を盗み出して、溶かして金を取ろうとしたが失敗し、腹立ちまぎれに槌で叩いたところ、
観音様が「あいたた」と声を発した事にある。



司会者


謝辞


我々加古川市民の誇りである鶴林寺について知らないことが多く、講話は終始興味を引き付けられ、非常に有意義な講座でした。 有難う御座いました。

                              Topへ





524

仲間づくり        

「笑って・楽しく・元気よく」
                                             講師:日本レクレーション協会
                                      インストラクター 中島 時夫 先生


 

今日の講義は、レクレーションをやりながら仲間づくりしましょう・・という内容です。

加古川市のインストラクター中島先生から、体を動かしたり頭を働かせたりしながら、心も体も柔らかくなる
スペシャル手法をご披露いただきました。

 

1.生徒全員で、①矢印ボードの方向を変え、方位を当てる、②物の名前を聞き食べられるか判断し、拍手で表現する、③目を開けた時・閉じた時、ぴったり指合わせできるかなどの課題をやってみました。皆さん思うようにうまくいかず大盛り上がりです。

また、二人向かいあって座り、④じゃんけんを片手・両手でしたり、⑤広げた指の数を合計し、素早く当て合う、⑥お互いの手のひらを重ねていき、号令でタッチを変化させるなど、さらにステップアップした参加型ゲームが続きます。

年齢のせい?か、物事を見て、聞いて、想像・判断し、指や手を使って瞬時に動くことの難しさを皆さん
感じられた様子でした。

2.次は、①魚へんに別の漢字を組み合わせた「魚へん、へんてこ漢字」の字を示し、何と読むか当てさせる、
②単語を1字、2字抜いた「み○ん」「し○ん」「○ん○ん」のような「穴あき単語」を示し、読める言葉を自由に提案してもらうなど、豊かな発想や思い付きの大切さ、そして豊富な語彙・知識を求められるプログラムにも取り組みます。

   なんだか“感じの漢字?”のようなびっくり回答の連続に、またも盛り上がりです。

  あっという間の1時間。「にぎやかで、無茶苦茶楽しい時間でした!」とお礼の言葉が出るほど、
元気と新しい力を入れていただく貴重な講座となりました。

 今日の体験を参考にしながら、さっそく日常生活に活かしていきたいものですね。

 中島先生、ありがとうございました。



司会者


謝辞

講義終了後、公民館周辺の清掃を実施しました。

雨も上がり五月晴れのすごく良い天気の中、皆さん少し汗をかきながら草刈りやゴミ拾いをしました。


Topへ